2024.12.20

炭素会計アドバイザー資格 3級に合格しました

このたび島田工業の社員1名が「炭素会計アドバイザー資格 3級」に合格しました。

 

炭素会計(カーボンアカウンティング)とは?

炭素会計(カーボンアカウンティング)とは、政府や企業が、経済活動において温室効果ガスや二酸化炭素をどれだけ排出・削減したか算定・集計する事です。

カーボンニュートラルを推進するにあたっては、温室効果ガス(GHG)排出量を「いかに減らすか」が焦点となっています。しかし、共通言語化されていない「いかに測るか」も同じくらい重要だと言われています。

そのような中で、日本全体の 温室効果ガス 排出量を「いかに測るか」 の基準の 1 つとなることを視野に入れた、国内初の民間資格である「炭素会計アドバイザー資格制度」が設立されました。

炭素会計アドバイザー資格制度の詳細はこちら
https://www.caai.or.jp/licence/index.html

炭素会計アドバイザーの役割

  1. 温室効果ガスの排出量測定
    国際基準(例:GHGプロトコル)に基づき、Scope1(自社による直接排出)、Scope2(他社供給の間接排出)、Scope3(サプライチェーン排出)のデータ収集と分析を支援。
  2. カーボンフットプリント(CFP)の計算
    製品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクルを通じた排出量を計算し、環境負荷を評価。
  3. 報告とコンプライアンスのサポート
    炭素排出に関する報告書の作成を支援し、地元および国際的な規制に準拠させる。
  4. 削減目標の設定と戦略策定
    科学的根拠に基づく削減目標(SBTなど)の設定を支援し、効率的な排出削減戦略を提案。
  5. クライアント教育とトレーニング
    持続可能性や炭素会計に関する教育機会を提供し、企業内の理解を深める。

昨今、パリ協定や各国のカーボンニュートラル目標達成の一環として、企業は排出量管理の透明性向上を求められています。
島田工業では炭素会計アドバイザーを置くことで、脱炭素の実現に向けて今後も環境改善に配慮した活動を展開してまいります。

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