妥協せずに
討論し合えるからこそ、
良い製品が創り出せる。
SLA事業所 生産管理|上村 裕睦
ABOUT
入社5年目。お客様と技術者のパイプ役となり、お客様の要望を島田工業として叶えるための伝達役を担っている。これまでの多業種の経験から、島田工業の発展を想い、より良い「ものづくり」が出来るよう心掛けている。
顧客に寄り添う島田工業
だからこその仕事
売上管理や資材管理など、多岐に渡る仕事を任せてもらっていますが、主な仕事は、技術者と顧客両者に寄り添いながら、パイプ役として橋渡しをすることです。
受注から出荷、品質保証までの流れの中で、お客様の声を汲み取り、多部門の技術者と一緒にその要望を島田工業としてどのように解決出来るかを考えます。
アフターフォローの際には、私が技術者の代わりにすぐに駆け付け、どういった不具合があったのかをお客様に細かくお伺いします。その後、社内の品質管理部と現場グループの室長に連絡し、顧客からどういった不具合があったのかを的確に伝達することも主な仕事の中に含まれます。
これまでの人生経験が、
最大限活かせることが面白い
お客様の要望を、技術者に伝達する際の“伝え方”を特に工夫しています。
私は島田工業に入社するまで多業種をしてきたので、多くの経験値を持っている自負があります。
だからこそ、現状の島田工業が持つスキルとこれまでを照らし合わせた時にどのようにお客様の要望を嚙み砕いて技術者に伝えるべきかを常に試行錯誤しています。
島田工業の仕事はあくまで“人”ありき。私の役目だけでは製品を製作することは決してできません。
だからこそ、技術者の個性を尊重し、それぞれに合わせた伝え方が必要であると考えています。その製品にこれまでどんな経緯があって、お客様はどんな課題を抱えていたのかストーリー立てて共有するようにしています。
また技術者に展開する際に、お客様の要望だけを伝えるのではなく、ある程度の原因や解決策を私から提案するようにしています。解決策の道筋を立て一緒に考えることによって、技術者もこれまでのノウハウを活かした具体的な解決策を提案してくれます。
技術者にお客様の要望を丸投げするのではなく、一緒にお客様の課題を解決していくことで、島田工業としてのベストな解決策を提案出来ているのではないかと考えています。
考えをぶつけ合うことで生まれる
最善策があることを知った
自分の考えを率直にぶつけ合える環境があることだと思います。
今までの仕事では、お客様に対しても社内の人に対しても相手の意見に合わせ、なるべく波風が立たないような仕事をしていました。
そうすることによって、本来のベストな解決策を提案することが出来ず、苦い経験をすることもありました。
島田工業では、良いことは良い、悪いことは悪い、というような自分の思っていることを正直に話し合える空気感があるので、結果としてお客様にとっても、島田工業にとってもベストな案を出せるのではないかと思います。
また、経営層との距離感が近く、判断に対するスピード感があることも魅力の一つです。
経営層に対しても、意見を発言しやすい環境で、風通しの良さを感じます。思っていることは言葉にし、考えたことは行動にできる環境に居られることに充実感を覚えられるので、ストレスなく働くことが出来ています。
社長の姿を見習い、活気ある社内を
生み出すムードメーカーになりたい
全ての自分が受け持つ業務は、その工程だけで完結するものではなく、次の工程へと繋がる、もしくは影響があるということが島田工業の『人から生まれるものづくり』を体現しているのではないかと思います。
冒頭でも話した通り、私だけで製品を製作することはできません。必ず人と関わり合う仕事です。
だからこそ、次工程の人が気持ちよく作業出来ることを考えています。
また、周囲の社員の調子や様子を把握するために、声掛けをするようにしています。
20代から40代前後まで幅広い年齢層でかつ、多国籍の社員が働いている環境だからこそ、私の立場で気付けることがあると思うんです。
私自身も楽しく働きたいし、周囲の社員にも楽しく和気藹々と働いてほしいので、多部門の社員と関わり合いがある私の目線から見える気付きを存分に活用していきたいと思っています。
そう思うのは、島田社長の影響がとても大きいです。島田社長は毎朝、工場内を回り、社員一人ひとりに挨拶に来てれます。仕事に行き詰った時には「今頑張れば、きっといいことあるよ」という言葉を掛けてくれ、やってやるぞという気持ちにさせてくれました。一人の小さな変化に気付いてくれる島田社長の社内での目配りをみて、私も周りの社員に対して出来ることを全力でしています。