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発注から納品・その後のストーリー
episode 02
まずはやってみる 何度も挑戦を繰り返しながら、
いつか誰かに刺さるものを
ゴルフボールを立ったままキャッチ!
案件概要
案件名 | ナイスキャッチャー |
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クライアント | 自社製品 |
- 腰痛持ちのゴルフ好きにとって、ボールを拾う際の屈む姿勢がとてもつらい
- パタークラブのグリップの後ろにある穴を活用できないか
- 何度も試行錯誤し、邪魔にならず、かつスムーズに使用できるものが完成
ナイスキャッチャー考案のきっかけ
会長が2年ほどずっと腰痛に悩まされていました。腰痛持ちの人には分かると思いますが、腰痛の時に、一番つらい姿勢は顔を洗うといった腰を屈める体制です。ゴルフでは、そういったボールを拾う際の屈む姿勢をすることが多く、ゴルフが大好きな会長が腰痛を持っていてもゴルフを楽しめる方法がないかを考え、ゴルフボールを拾うために屈む必要のない製品製作に取り組むことになりました。
製作過程での試行錯誤
パタークラブのグリップの後ろには穴が開いていて、そこに何かつけることは出来ないのかを考えました。しかしそのままだと、使用中に割れてしまう可能性があり、使わないときには収納出来る仕組みを作る必要がありました。何度も試作を繰り返し、製品化する際により安全で、より安価でたくさんの人に届けたいと思い、金属から樹脂に変更しました。樹脂製品にすることによって、カラーバリエーションも豊富にすることが出来ました。
製作する中での課題
一番苦労したのはアーム4点でディンプルの溝にボールを挟むことです。ナイスキャッチャーのアーム部分でどうすれば、ボールを掴めるのか。金属を加工して何度も試作・検証を重ねました。同時に駆動にもかなりこだわっています。主に、2つの課題がありました。1つ目が、プレー時に邪魔にならないように収納した状態をキープできること。2つ目が、。使用するときにスムーズに使えること。何度も試作した結果、より使いやすいものを作ることが出来たのではないかと思います。
完成した製品の使用用途
立ったままカップに入ったボールを拾うことが出来ます。腰痛持ちの人や腰を屈めることに不安がありゴルフを諦めていた人にぜひ使っていただきたいです。ゴルフは、老若男女が外で楽しめるスポーツであり、大事なビジネスのコミュニケーションの場として使われることも。コンペの景品にも最適な商品です。コロナ禍でゴルフ需要も高まり、更に多くの人にナイスキャッチャーでお役に立てると嬉しいです。
今案件の制作の流れ
- 樹脂成型
- 製品組み立て
- 梱包
- 出荷
お客様の声
お客様とゴルフに行く当日、腰が痛くて出来るならばキャンセルしたかったのですが、大事な商談を兼ねていたので断ることが出来ず腰痛ながらナイスキャッチャーを装着してゴルフに参加しました。39インチの中尺パターにナイスキャッチャーを使用してみましたが、屈まずにボールを拾えてかなり楽でした。一緒にコースを回ったお客様も、興味深々だったので思わずお客様に紹介しちゃいました。